殺×愛 2



久々に、買ってすぐに本を読んだ気がする。
というか、レビログさん

レビログさんの記事を見て発売を思い出した
このシリーズは富士見ファンタジア文庫で買ってる中で数少ない良作である。
終わっていく世界と言うテーマは現在では割とよくある設定である。

この本は短編形式で主人公とその周辺での最後の日までを描いてる。
恋をしなくては死ねずにしかも世界を滅ぼす原因となっている主人公。
基本的になぜ、主人公が世界を滅ぼす原因となっているのか?
世界を滅ぼす天使とはいったい何かなどの説明は一切ない。
しかし、私は説明がないほうがむしろ心地よいと思う。
それは、作者の心理描写の力量が優れているからこそである。

評価

★★★★★/5

殺×愛2―きるらぶTWO (富士見ファンタジア文庫)

殺×愛2―きるらぶTWO (富士見ファンタジア文庫)